未来の日本代表を背負う中盤(MF)のダイナモ佐野海舟選手。
彼は幼少期からプロになるために父親から厳しく指導をされてきました。
この記事では、佐野海舟選手と父親との心温まるエピソード5選を紹介します。
ぜひ最後まで見てくださいね!
佐野海舟の父は?
佐野龍一さん
・インターハイや国体に出場した経験を持つ元スキー選手。
・作陽高校在籍時には、サッカー部の友達と一緒にトレーニングをしていた。
・高校卒業後に友人に誘われてサッカーを始める。
・フットサルで岡山県の選抜にも選ばれたことがある。
・佐野海舟選手が小学校でサッカーをしてたFCヴィパルテのコーチをしていた。
・建築会社に勤務したいた。
・2024年現在、地元の津山市で株式会社S・K・Y.の代表を務めて佐野兄弟のオンラインサロンなどを運営している。
佐野海舟と父とのエピソード5選!
①厳しい「しつけ」
小学校からサッカーを習い始めた佐野海舟選手。父親は、やるからには「プロを目指しなさい」と伝えていました。
本来であれば、お金のことは禁句になりがちですが、あえて「サッカーをするためにお父さんがお金を出している」と口すっぱく話していたそうです。
息子をプロにさせるための父親の覚悟を感じますね。
②「戦うこと」を小学校までに教えた
佐野海舟選手の父親は、元々はスキー大回転の選手。高校を卒業してからサッカーを始めて、岡山県のフットサルの選抜に選ばれるほどの身体能力をもっていました。
サッカーはそれほど詳しくなかった一方で、スキーで国体の選手までかけのぼった努力家は「戦う」ことの意識は、息子たちには幼少期から伝えてきたようです。
ボール奪取に長けた球際の強さ突出した佐野海舟選手のプレースタイルは、父親からの「戦うこと」の教えを受けたものだったのかもしれません。
③プロになるためには「家を出ること」
幼少期から、「プロになるためには家をでなさい」と伝えてきた佐野海舟選手の父親。
中学校を卒業後は、関西の強豪校に行きたかったようですが、特待生での入学が認められませんでした。
その後、中学3年生の11月に声をかけた米子北高校の練習に参加をして、同校の進学を決意。
佐野海舟選手は泣きながら「米子北高校に行きたい」と電話をかけたそうです。
弟の佐野航大選手もいたため、お金の心配もありましたが、父親は「お金のことは心配しなくよて良い」
「高校3年間でプロのチャンスを掴みなさい」と伝えています。
父の思いを受けて、見事プロのチャンスを掴んだ佐野航大選手。心あたたまるエピソードですね。
④「大学への進学」への厳しい言葉
米子北高校3年生の5月、J2のクラブに練習参加した佐野海舟選手。プロからも注目される選手だったようです。
しかし、練習には参加したもののプロからの声がかからなかった夏。
「Jのチームから声がかからなければ、大学に行きたい」と父親に相談した佐野海舟選手。
しかし、そんな海舟選手の言葉に、父親は毅然とした姿勢で、次のように伝えました。
「先生になりたいとか、大学を出ないと就けない職業に就くのであれば行かせる。でも、あと4年間サッカーをさせてくれというのは、約束と違う。今、覚悟が決まっていないヤツが4年後に挑戦したいと言っても無理だと言いました」
web Sportive 2023年04月08日 記事を引用
中学3年生の時に米子北への進学を涙ながらに伝え、父と約束した「プロになる」なること。
初心に戻った佐野海舟選手は、無事に当時J2の町田ゼルビアの内定を勝ち取ることができました。
⑤社会勉強のため「父の職場で働かせた」
父親は、佐野海舟選手がプロとして自分で稼げるようになっても、態度や振る舞いに関しては厳しく言葉をかけるようにしていました。
2022年には、当時、父親が勤務していた建築会社の社長に頼み、4日間だけ「社会勉強のために」働かせたそうです。
その時のことについて父親は次のように語っています。
「同じ金額でも、プロサッカー選手として稼ぐお金と、1日8時間労働して稼ぐお金では重みが違う。仕事を通じて、自分がいる場所がいかに恵まれているか気づいてほしかった」
web Sportive 2023年04月08日 記事を引用
そんな父の熱い思いに、佐野海舟選手は建築会社で稼いだお金を使わずに、封筒に入れて大切に保管しているそうです。
社会勉強のために建築会社で働くことを素直に受け入れる海舟選手の姿。親子関係が良好な印ですね。
まとめ
・佐野海舟選手の父親はサッカー経験は高校卒業してからだが、スキーでは国体なので出場するアスリートだった。
・父親は幼少期から佐野海舟選手をプロサッカー選手になるためい厳しくしつけをしてきた。
・父親はサッカーのコーチはしていたが専門分野でなかったが、海舟選手に「戦うこと」を小学校までに教えた。
・プロになるためには中学校を卒業をして家を出ることを海舟選手に伝えていた。
・一時期、大学進学も考えていた海舟選手に、父親はプロになるために大学を行くことは許さなかった。
・高卒でプロになった海舟選手に、父親が当時働いていた建築会社で4日間、社会勉強で働かせた。
最後までお読みいただきありがとうございました。