藤井聡太棋士の8冠を陥落させた伊藤匠棋士。小学校の時にも藤井聡太棋士と対戦して勝利し、「藤井聡太を泣かせた男」という異名をもつほどの実力者です。
この記事では、そんな伊藤匠棋士の父親をスポットにあて、伊藤匠棋士と父とのエピソードを取り上げました。
ぜひ最後まで見てくださいね!
伊藤匠の父親はだれ?
伊藤雅弘さん
生年月日:1971年
出身地:愛知県名古屋市
学歴:名古屋大学工学部情報工学科卒業
名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士前期課程修了
一橋法科大学院修了
アクセンチュア(旧アンダーセンコンサルティング)という世界最大のコンサルティング会社などを経て、
2007年一橋大学法科大学院終了後に司法試験に一発合格されています。現在は、シティライツ法律事務に勤務。
元々は情報工学を専門とされていた方です。法学部出身ではないなか、法科大学院を経て司法試験にトップ合格されています。専門分野が違えど、法曹界のトップ資格である弁護士に合格する秀才さはすごいですね。
伊藤匠棋士と父親とのおもしろエピソード3選
①将来を見抜いた父からのプレゼント
伊藤匠棋士が5歳の時の出来事。近くの囲碁クラブで地域の人が将棋をうつ姿を熱心に見ていた伊藤少年。その姿を見て、サンタクロースのプレゼントは将棋のセットでした。
ここまではよくありそうなエピソードですが、翌年、伊藤少年は次のような手紙を父が書いています。
「しょうぎねんかん(将棋年鑑)ください」
将棋年鑑と言えば、プロやアマ棋界の一年間の動向や、対局の棋譜を掲載して本。わずか6歳の少年が、将棋年鑑を求めるだけでも驚きですよね。
クリスマスプレゼントが将棋セットでなかったら、現在の棋士「伊藤匠」は生まれなかったかもしれませんね。
②親子の共通の趣味が中日ドラゴンズ
両親が愛知県出身の伊藤匠棋士。そんな影響からか、父親とは中日ドラゴンズを応援することが共通の趣味ということです。
伊藤匠棋士はかなりのドラゴンズ通で2022年のXには次のようなポストを投稿していました。
「今期は投了」
「ストレスが溜まるので見ない」
なんともストレートな感情表現なのでしょう。このポストだけ見るとネガティブな感じですよね。
しかし、このポストは2022年、立浪監督1年目のシーズンの中日ドラゴンズです。このシーズンはセリーグで最下位に終わったシーズン。
伊藤棋士がこのようにポストするのも頷けます。
最近は、父親がドラゴンズの試合の観戦を誘っても「いや、いい」とそっけない態度で断っているそうです。伊藤棋士らしい返答ですね。
藤井聡太棋士に勝利したことで、父との距離が近まり、一緒に中日ドラゴンズの試合に行って欲しいものです。
③怒ったことがほんどない
父は息子の伊藤匠棋士を小さい頃、ほとんど怒ったことがないそうです。勉強もできて、生活面もまったく問題なしの伊藤少年。
父が唯一怒ったことがは、「声が小さい」こと。
小学校3年生の時に、対戦相手に勝ち「やった!」と喜んで父に飛び込んできたのが最後の感情表現。
それ以降は、感情表現をすることは減っていたとのことです
小さい頃から冷静に物事を見てきた伊藤棋士。感情表現が減ってきたことは父親としては少し寂しいですよね。
まとめ
・伊藤匠棋士は5歳の時にサンタのクリスマスプレゼントで将棋セットをもらった。翌年には将棋年鑑を手紙で求めていた。
・親子揃って中日ドラゴンズの大ファンだが、父からの観戦の誘いにはやんわり断っている。
・父や伊藤棋士が少年時代に怒ったことがほとんどない。唯一怒ったことは「声が小さいこと」
最後までお読みいただきありがとうございました。