プロの世界に足を踏み入れたばかりの若き力士たち。その中でも、ひときわ期待の眼差しを集める新星がいます。彼の名は浦山秀誠（うらやましゅうせい）。
テレビやニュースでその名を目にしたものの、「一体どんな経歴の持ち主なんだろう？」「どこの高校や大学を出ているの？」「アマチュア時代は強かったの？」「そして、どこの相撲部屋に入門したの？」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
彼のバックグラウンドを知ることで、今後の相撲観戦が何倍も面白くなることは間違いありません。
この記事では、浦山秀誠関の知られざるアマチュア時代の輝きから、彼の相撲人生を彩った学び舎での日々、そして角界での未来まで、徹底的に掘り下げていきます。
読み終える頃には、あなたもきっと浦山秀誠関のファンになっているはずです。
いまあすさあ、期待の新人の素顔に迫る旅を始めましょう！
浦山秀誠 wiki風プロフィール
- 名前: 浦山 秀誠（うらやま しゅうせい）
- 生年月日: 平成15年（2003年）1月23日
- 出身地: 富山県富山市
- 身長: 183cm
- 体重: 160kg
- 所属部屋: 音羽山部屋 （令和7年3月に入門発表）
- 最高位: （※今後の活躍に期待！）
- 得意の型: 押し
- 得意技: 押し出し
- 家族: 父は元富山商業高校相撲部監督の故・浦山英樹氏
- 出身校:
- 富山市立寒江小学校
- 富山市立呉羽中学校
- 富山県立富山商業高等学校
- 学歴: 近畿大学 経営学部 経営学科 卒業
- プロ入り: 2024年3月場所 新弟子検査合格
- 初土俵: 2024年3月場所
- しこ名遍歴: 浦山 秀誠 → （※今後のしこ名変更に注目！）
浦山秀誠の相撲との出会い、そして父との絆
ちょうど5年前のこのニュースを思い出しました。
— ゴン (@Asakusa_M) March 5, 2025
「浦山監督の息子さんが朝乃山の母校、富商（とみしょう）相撲部の主将なのか…。将来は近大から、もしかして角界入りしたりして」と漠然と思った記憶があります。https://t.co/zSXthLuxLJ
相撲との最初の出会いは、非常に恵まれた環境だったと言えるでしょう。
なぜなら、彼のお父様は、富山商業高校相撲部の監督を務められていた故・浦山英樹氏だったからです。
幼い頃から、お父様の指導のもと、相撲という日本の国技に触れ、その魅力を肌で感じながら育ちました。小学校は富山市立寒江小学校、中学校は富山市立呉羽中学校と、地元の学校で着実に相撲の道を歩み始めます。
呉羽中では全中２位！中学時代から全国でも注目されていました！
お父様の背中を見て育った少年時代は、相撲の厳しさ、楽しさ、そして奥深さを学ぶ貴重な時間だったに違いありません。父から子へと受け継がれた相撲への情熱が、彼の揺るぎない基盤を形成していきました。
これが浦山秀誠だ！身長183cm、体重160kgの「押し」相撲
身長は183cm、体重は160kgとのこと。プロの力士としても十分に立派な体格であり、この恵まれた肉体から繰り出される相撲が彼の最大の武器となります。
彼の相撲の型は「押し」、そして得意技は「押し出し」です。
近畿大学相撲部から音羽山部屋に入門した浦山秀誠さんが始動🔥
— Josui (@Josui12) May 1, 2025
得意とする突き押し相撲に加え、これから関取や親方達から技を学び、初土俵に備える💪#浦山秀誠#霧島#音羽山部屋#大相撲五月場所https://t.co/6lzaV0dBIa
これは、相手にまわしを与えず、自分の体格とパワーを活かして、一気に前に出て相手を土俵外に押し出す相撲を得意としていることを意味します。
浦山秀誠（相撲）の高校は？
富山商業高校での飛躍
富山商業高校は、数多くの力士を角界に送り出している強豪校として知られています。ここでの3年間は、彼の力士としての土台を固める上で非常に重要な時期でした。
名門校ならではの厳しい稽古環境で、全国から集まるライバルたちとしのぎを削る日々。
ぶつかり合い、投げ合い、汗と泥にまみれながら、心技体を徹底的に鍛え上げました。
高校時代の彼は、すでに全国レベルでも頭角を現していました。高校総体や選抜大会といった主要な全国大会で上位に進出するなど、その実力は当時から折り紙つきだったのです。富山商業高校で流した汗と涙は、間違いなく彼の相撲人生の血肉となっていきました。
浦山秀誠（相撲）の大学は？
強豪・近畿大学で開花！アマチュア時代の栄光ストーリー
近畿大学相撲部もまた、大学相撲界を牽引する名門中の名門です。プロ力士を多数輩出しているこの環境で、彼は自身の相撲を大きく飛躍させます。大学での4年間は、全国の猛者たちが集うハイレベルな稽古の連続でした。体格もさらに大きくなり、技術も磨きがかかります。
団体戦ではチームのために力を尽くし、個人戦では自身の限界に挑む。そうした経験の一つ一つが、彼を力士として、そして人間として大きく成長させていきました。
大学4年次には、チームをまとめるキャプテンを務めるなど、相撲の実力だけでなく、リーダーシップも兼ね備えた存在となっていきました。
全国に轟かせたその実力！輝かしき戦績
| 大会名 | 階級 | 成績 |
|---|---|---|
| 第48回西日本学生相撲個人体重別選手権大会 | 135㎏以上級 | 準優勝 |
| 第49回西日本学生相撲個人体重別選手権大会 | 135㎏以上級 | 優勝 |
| 第49回全国学生相撲個人体重別選手権大会（インカレ） | 135㎏以上級 | 3位 |
| 第72回全国選抜大学・実業団相撲刈谷大会 | 個人 | ベスト8 |
| 第102回全国学生相撲選手権大会 | 個人 | ベスト8 |
西日本学生選手権での優勝・準優勝、全国学生体重別選手権での3位、そして全国学生選手権（大学横綱決定戦が行われる大会）や選抜大学・実業団大会でのベスト8入り。これらの具体的な実績は、彼がアマチュア相撲界のトップレベルで安定した強さを誇っていたことの揺るぎない証です。全国の精鋭たちを相手に、常に上位に食い込む実力は、プロの世界でも大いに通用するポテンシャルを示しています。大相撲入門！音羽山部屋で始まるプロの道
富山市出身で近畿大学4年の浦山秀誠さんが音羽山部屋に入門することが決まった！
— Lulit (@OneLoveLulit) March 4, 2025
朝乃山の富山商時代の恩師、浦山英樹さんの息子さんだ
夏場所で幕下最下位格付け出しでデビュー予定☆
👇富山テレビさんのニュース動画https://t.co/K18b9P6vhj pic.twitter.com/7YRD7rmOsl
令和7年3月4日には、近畿大学で入門会見が行われ、正式に角界入りが発表されました。71代横綱鶴竜力三郎が親方を務めるが新しい部屋であり、師匠の下で一からプロの相撲を学んでいくことになります。
新しい環境、プロの厳しい稽古。これまでのアマチュア相撲とは全く異なる世界が彼を待っています。しかし、彼はこの挑戦を前に、強い決意を胸に抱いていました。
未来を担う逸材へ！浦山秀誠の描く夢舞台
関取、そしてその先へ
アマチュア時代に全国トップクラスで活躍した実績は、彼が持つ高いポテンシャルを示しています。しかし、プロの世界は甘くはありません。
日々の地道な稽古、本場所での厳しい一番一番。番付を上げていくためには、並々ならぬ努力と強い精神力が必要となります。
彼の強みである恵まれた体格と強力な押し相撲は、プロの土俵でも大きな武器となります。この武器にさらに磨きをかけ、プロの技術や駆け引きを身につけていくことで、着実に番付を上げていくことができるはずです。まず目標となるのは、幕下上位、そして十両昇進。
そして、幕内で活躍し、さらに上位を目指す。その先に、大関、そして最高位である横綱の座が見えてくることになります。その道のりは険しいですが、彼にはそれを成し遂げるだけの素質と、相撲への情熱があります。
まとめ：土俵に刻む物語は始まったばかり
この記事では、浦山秀誠関の小中学校、高校、大学、そしてアマチュア時代の輝かしい戦績について詳しく掘り下げてきました。
地元富山で相撲の基礎を学び、富山商業高校、そして近畿大学という相撲界の名門校で全国トップクラスの実績を積み上げた彼の道のりは、まさにエリートそのもの。
お父様も相撲部の指導者だったという環境で育ち、大学ではキャプテンも務めました。大学選手権や体重別選手権での優勝・入賞といった数々のタイトルが証明するアマチュア時代の圧倒的な強さは、プロでの活躍を予感させるに十分なものでした。
そして、音羽山部屋に入門し、プロのキャリアをスタートさせました。
身長183cm、体重160kgという体格から繰り出される得意の「押し」「押し出し」は、プロの世界でも通用する強力な武器となるでしょう。音羽山親方の指導のもと、この武器に磨きをかけ、プロとしての経験を積んでいくことで、さらなる成長が期待されます。
しかし、彼の物語はまだ始まったばかりです。真価が問われるのは、これから歩むプロの道。アマチュア時代の実績はあくまで過去のものであり、これからは日々の稽古と本場所での結果が全てとなります。
私たち相撲ファンは、浦山秀誠関がこの厳しいプロの世界でどのように成長し、どこまで番付を上げていくのか、固唾を飲んで見守ることになるでしょう。彼の相撲には、見る者を惹きつける力強さと、未来への大きな可能性が詰まっています。