翔傑さんは、2024年10月時点で現役最年長の大相撲力士として注目を集めています。1995年の初土俵から約30年近くにわたり土俵に立ち続ける彼のすごさは、ただ長く在籍しているだけではありません。ここでは、翔傑のすごさを3つのポイントに分けて解説します。
ぜひ最後まで見て下さいね!
翔傑のwiki風プロフィール
しこ名: 翔傑 喜昭(しょうけつ よしあき)
本名: 仲原 克明(なかはら よしあき)
生年月日: 1976年9月5日
年齢: 47歳(2023年11月現在)
身長: 183.3cm
体重: 162.1kg
出身地: 静岡県天城湯ヶ島町(現在の伊豆市)
学歴: 三島高校
所属部屋: 芝田山部屋(入門時は放駒部屋)
初土俵: 1995年3月場所
最高位: 西幕下4枚目(2009年3月場所)
得意技: 押し、引き
趣味: 読書、執筆
アマチュア時代: 三島高校相撲部出身。高校時代は国体出場経験も。
プロ入り: 1995年3月場所、放駒部屋に入門。
特徴: 長く現役を続けるベテラン力士。安定した取り口が特徴。活躍: 幕下上位で長く活躍。
現役最長の力士が翔傑さん。過去にどんな年長力士がいたのでしょうか?
ちょっと知りたい大相撲 昭和以降の最高齢歴代力士は?
- 華吹 (立浪) 51歳7カ月 ※引退
- 翔傑(放駒→芝田山) 47歳11カ月
- 一ノ矢(若松→高砂) 46歳11カ月 ※引退
翔傑さんには歴代トップの華吹さんの記録を更新してもらいたい
ですね!
現在、華吹さんは神戸でちゃんこ屋を経営、一の矢さんは高砂部屋のマネージャーをしながら「シコトレ」という運動を広める活動をされています。
翔傑の力士情報を調査!現役最年長の鉄人がすごい理由3選!
翔傑喜昭(しょうけつ よしあき)さんは、現役最年長の大相撲力士として注目されています。彼のすごい理由を以下に3つ挙げます。
①圧倒的なキャリアの長さと現役力士としての体力維持
翔傑さんは1995年に初土俵を踏み、約30年にわたり相撲界で活躍しています。最高位は西幕下4枚目で、通算成績は615勝610敗という素晴らしい数字を誇ります。
翔傑喜昭の近年の勝敗は?(令和5年1月場所から令和6年9月場所)
場所 | 成績 | 所属番付 |
---|---|---|
令和5年1月場所 | 5勝2敗 | 幕下 |
令和5年3月場所 | 4勝3敗 | 幕下 |
令和5年5月場所 | 3勝4敗 | 幕下 |
令和5年7月場所 | 6勝1敗 | 幕下 |
令和5年9月場所 | 4勝3敗 | 幕下 |
令和5年11月場所 | 3勝4敗 | 幕下 |
令和6年1月場所 | 4勝3敗 | 幕下 |
令和6年3月場所 | 3勝4敗 | 幕下 |
令和6年5月場所 | 5勝2敗 | 幕下 |
令和6年7月場所 | 4勝3敗 | 幕下 |
令和6年9月場所 | 3勝4敗 | 幕下 |
勝ち越しと負け越しを繰り返しながらも安定した成績を残しています。そして何よりもすごいのが大負けしていないという点です。
幕下とは言え、40代後半とは思えないこの成績はまさに「鉄人」ですね!
この30年という長さは、相撲界において稀有な例であり、彼の身体的・精神的な強靭さを物語っています。
通常、力士は怪我や体力の衰えにより、30歳を過ぎると引退を考えることが一般的ですが、翔傑はそれを乗り越え、さらに年齢を重ねながらも現役を維持しています。
特に2022年から現役最年長となった彼は、年齢を重ねる中で初めての休場を経験しましたが、その後も土俵に立ち続け、相撲に対する深い愛情を感じますね!
②技術の維持と取り組みスタイルの進化
長いキャリアを持つ力士が陥りがちな課題は技術の衰えです。しかし、翔傑さんは技術の維持にとどまらず、常に進化を続けています。
相撲は力士同士の体重差や体力の違いなどが大きく影響する競技ですが、年齢を重ねることで若手に対しての劣勢を感じさせない取り組みを見せるために、新しい技術を取り入れるなどの工夫をしています。
翔傑さんは取り組みの際に、相手の力士の動きを的確に読み、反応速度を活かした技術を駆使しています。特に、ベテランらしい落ち着いた戦術と瞬時の判断力を活かして攻守のバランスを取ることに長けており、若手力士相手でも柔軟に対応することができます。
体重の増減を調整しながら、身体の動きを維持し続けることで、幕下上位という高い位置を維持し続けているのです。
これが現役最年長力士の取り組みだ!!
③若手力士への指導
翔傑さんは現役最年長力士としての豊富な経験を活かし、若手力士たちの指導にも積極的に取り組んでいます。力士としてのキャリアが長いため、技術指導だけでなく、土俵での心構えや生活面でのアドバイスなど、多岐にわたるサポートで若手力士を育成。
このような指導力は、部屋全体の士気を高める要因となり、次世代の力士たちの成長を促す重要な役割を担っています
新弟子くんたちが相手してほしいと言えば相手をしますし。自分より年上はいないですから、若手を育てるだけですね」
引用元:日刊スポーツ 2024.09.06
自分より年下で、番付も上の若い力士に対して謙虚に接する翔傑さん。人間性の高さが垣間見れますね。
まとめ
翔傑喜昭さんが現役最年長力士として注目される理由は、30年近いキャリアの長さ、技術の維持と進化、そして若手力士への影響力と指導力にあります。
彼の存在は、単なる長寿力士にとどまらず、相撲界全体の発展に寄与する重要な役割を果たしています。長年にわたる取り組みの中で培った精神力と技術は、多くの力士にとって模範となるものであり、その影響はこれからも続くでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。