欧山田選手の筋肉の凄さには、誰もが目を見張るものがあります。かつてレスリングのアジア王者として君臨し、鍛え上げられた筋肉は一流アスリートとしての証だけではありません。その背後には、他の選手とは異なる独自の意外な経歴が秘められています。
今回は、そんな欧山田選手が持つ驚異的な筋肉が生まれた理由に迫り、彼の圧倒的なフィジカルがどのようにして築かれたのかを3つのポイントに分けてご紹介します。彼の筋肉がなぜ特別なのか、その秘密を知れば、読者のあなたもきっと驚くはずです。
欧山田のwiki風プロフィール
しこ名: 欧山田 修太郎(おうやまだ しゅうたろう)
本名: 山田 修太郎(やまだ しゅうたろう)
生年月日: 1999年5月19日
年齢: 25歳(2023年11月現在)
身長: 180.6cm
体重: 94.9kg
出身地: 秋田県秋田市
学歴: 旭北小学校→山王中学校→秋田商業→山梨学院大学
所属部屋: 鳴戸部屋
初土俵: 2022年5月場所
最高位: 西三段目13枚目
得意技: 寄り切り、下手投げ
欧山田の筋肉が凄い理由3選!
①レスリングで鍛えられた筋肉
- レスリングは全身を使う高強度運動で、筋力と持久力を同時に鍛えられる。
- 短時間で高強度の動作を繰り返すため、筋繊維が損傷し、修復過程で筋肥大が進む。
- 背中や脚部など、特定の筋群を集中的に鍛えることで筋肉が特に発達する。
レスリングで筋肉がつきやすい理由は、いくつかの要因に起因しています。まず、レスリングは全身を使う高強度の運動であり、特に筋力と持久力を同時に要求します。
レスリングのトレーニングは、瞬発力や持久力を高めるために設計されており、これが筋肉の成長を促進します。
具体的には、レスリングでは短時間で高い強度の動作を繰り返すため、筋肉が強い負荷にさらされ、その結果として筋繊維が微細な損傷を受けます。この損傷が修復される過程で筋肉が肥大し、強化されていきます。
②厳しい稽古により鍛えられた肉体
レスリングでは同じような体重の選手と試合をしてきましたが、大相撲ではそうはいきません。体重差で言えば2倍近い力士と取り組みをしなければならないこともあります。
大相撲の力士の平均体重は、おおよそ160~170kgです。ただし、階級や体格の個人差が大きいため、軽量の力士では100kg台前半、重い力士では200kgを超えることもあります。
欧山田の体重は96kg。160キロ前後の力士と日々稽古をしていれば、自ずと相撲に必要な筋肉をついていくはずです。
- 欧勝馬:155kg
- 欧勝海:125kg
- 金沢:163kg
- 峰洲山:165kg
- 丸勝:150kg
- 欧山田:96kg
- 川村:105kg
- 欧翔山:125kg
- 欧勝竜:173kg
- 村山:125kg
- 向田:136kg
- 三島:133kg
- 山根:110kg
- 狩野:130kg
- 本間:113kg
※2024年11月時点での情報
③栄養管理によりつくりあげられた筋肉
レスリングは体重別競技であるため、選手は自分の体重クラスで競争するために体重管理と筋肉量のバランスを取る必要があります。このため、選手たちは効率的なトレーニングと栄養管理を行い、筋肉量を増やしつつ体脂肪を減少させることが求められます。栄養面では、高タンパク質の食事が推奨されており、これも筋肉の成長を助ける要因となります。
欧山田の角界に入門してからも、より増強した筋肉を見ると栄養管理はレスリング時代と変わらずコントロールしているのではないかと思われます。
欧州山田(山田修太郎)の中学、高校、大学時代の成績は?
欧山田(山田修太郎)の学歴は?
- 旭北小学校(秋田市)
- 山王中学校(秋田市)
- 秋田商業高校
- 山梨学院大学
中学校までは柔道とレスリングをやっていたようです。大相撲で柔道とレスリングを経験した力士はレアですよね!
山王中学時代(杉田道場 秋田市)
山王中学校時代の成績は以下の通りです。
- 2013年全国中学生選手権66kg級で3位入賞。
- 同年の全国中学選抜選手権66kg級で2位入賞。
- 2014年JOC杯カデット69kg級で3位に輝く。
中学校時代から全国大会でも上位に入賞しています。中学時代から卓越した才能を発揮していたようです。
高校時代(秋田商業高等学校)
高校時代の主な成績は以下の通りです。
- 秋田商業高等学校に進学。
- 2016年全国高校生グレコローマン選手権84kg級で優勝。
- 2016年インターハイ・フリースタイル84kg級で2位。
- 2017年風間杯全国高校選抜大会84kg級で優勝。
高校になると全国でもトップクラスの選手として認知されていますね!
大学時代(山梨学院大学)
大学時代の成績は以下の通りです。
- 山梨学院大学に進学。2020年アジア選手権86kg級で優勝。
- 同年、全日本大学グレコローマン選手権87kg級で優勝し、前年に続き2年連続タイトル獲得。
- 2021年全日本大学選手権で準々決勝敗退を経験。最終学年では主将としてチームを牽引。
なんといってもアジア選手権で優勝を成し遂げている点は、アジアでもトップクラスのアスリートだったことが分かりますね。
レスリングから相撲に転向した主な力士は?
レスリング出身の力士は以下の通りです!
宇良和輝: 彼は4歳から相撲を始め、小学3年生の終わり頃からレスリングも始めています。高校卒業後は大学に進学し、相撲に専念することを決意。彼は相撲の魅力として「番狂わせ」を挙げ、レスリングにはない独特の面白さを感じていると語っています
琴裕将(稲垣善之): 高校時代にレスリングで国体王者に輝き、その後大相撲に進みました。2021年11月30日に行われた番付編成会議で十両への昇進。彼は奈良・大和広陵高でレスリングを学び、2012年にはインターハイ120kg級で2位、国体グレコローマン120kg級で優勝するなどの成績を残しました。
欧勝馬(プレブスレン・デルゲルバヤル): モンゴルから日体大柏高にレスリング留学し、最重量級で活躍しました。2022年5月25日に新十両昇進が発表され、彼は卒業後に日体大に進学し相撲に転向しました。学生横綱となり、2021年九州場所で初土俵を踏みました。
豊昇龍(トヨショウリュウ): モンゴル出身の力士で、レスリングから相撲に転向しました。彼は高校時代にレスリング選手として留学し、その後相撲の道を選びました。2023年7月には初賜杯を獲得し、大関昇進が確実視されています5。
欧山田の実績から見ても、将来的に関取になる器は十分にありますよね。楽しみに動向を見ていきましょう!
欧山田の筋肉に対するSNSの反応は?
その筋肉質な体型は「筋肉がすごい」「細マッチョえぐ」といったコメントで称賛されています。彼の土俵での力強い取り組みや、レスリング技術を活かした独特の相撲スタイルは、多くのファンを虜にしています。