明生(めいせい)は鹿児島県大島郡瀬戸内町出身の現役大相撲力士で、本名は川畑明生(かわばた めいせい)です。彼は中学校卒業後すぐに立浪部屋に入門し、相撲界での道を歩み始めました。
高校に進学せずに力士としてのキャリアを選んだ彼の歩みを詳しく解説します。
明生のwiki風プロフィール
しこ名: 明生 力(めいせい ちから)
本名: 川畑 明生(かわばた めいせい)
生年月日: 1995年7月24日
年齢: 29歳(2023年11月現在)
身長: 180.0cm
体重: 156.0kg
出身地: 鹿児島県大島郡瀬戸内町
学歴: 不明
所属部屋: 立浪部屋
初土俵: 2011年5月技量審査場所
最高位: 西関脇(2021年9月場所 – 11月場所)
得意技: 左四つ、寄り
趣味: サウナ
新入幕と関脇への昇進
2021年には自身の最高位となる関脇に昇進し、その実力を示しました。土俵上での取り口はスピードと腰の重さを活かしたものであり、多くの強豪力士と互角に渡り合う力を持っています。
力士としての成績と金星の獲得
2020年7月場所では十両優勝を果たし、2023年5月場所では殊勲賞を受賞しています。さらに、大関・照ノ富士から2個の金星を挙げるなど、その実力を発揮する場面も多く見られます。
明生の趣味とプライベート
明生の趣味は音楽鑑賞やサウナでリラックスすることです。また、食に対してもこだわりがあり、特に白米が大好きだと公言しています。相撲道を究める中で、家族や周囲の支えを大切にしており、その人柄も多くのファンに愛されています。
明生の読み方と名前の由来は?
本名の川畑明生(かわばた めいせい)から取られた四股名です。名前の由来に対して好評はされていませんが、「明るく生きる」という意味が込められていると考えられます。
立浪部屋に入門してからはその名前と共に数々の土俵で戦い、ファンにその存在を知らしめてきました。
他の力士とはちょっと違うしこ名で印象に残りますよね!
そもそもしこ名はどうやって決まるのでしょうか?
ちょっと知りたい大相撲の疑問『しこ名はどうやって決まる?』
しこ名はどうやって決まる
大相撲の「しこ名(しこな)」は、お相撲さんが土俵で使う特別な名前で、力強くてかっこいい響きのある名前です。しこ名は力士の個性を表したり、出身地や好きなものを取り入れたりして決まります。具体例をあげて説明しますね。2024年の幕内以上の力士を例に挙げます。
- 地名や出身地から
たとえば、「貴景勝(たかけいしょう)」という力士は、しこ名に「貴」という字が入っています。これは、彼の所属する相撲部屋「貴乃花部屋」に由来しています。また、「景勝」は力強い響きがあり、しこ名にふさわしいとされています。 - 自然や動物から
「霧島(きりしま)」という力士の名前は、自然の風景である「霧」と日本にある有名な山「霧島山」から取られています。このように、自然の名前を使うことで、強さや美しさを表現しています。 - 伝統や歴史を引き継ぐ
「若隆景(わかたかかげ)」という力士の名前には、「若」と「隆」という字が含まれています。これは、彼の祖父や父のしこ名に使われていた字を引き継いでいるためです。伝統を大切にする思いが込められています。
しこ名はその力士の出身地や個性、相撲部屋の伝統などを反映した大切な名前で、さまざまな意味が込められているんですよ。
歴代の「しこ名」を調べていくのもおもしろそうですね!
明生の学歴|出身高校は?
明生は中卒である
中学校を卒業した明生は、2011年5月に立浪部屋に入門しました。高校に進学する道もありましたが、彼は相撲界での挑戦を選択。
多くの力士が高校や大学を経てから相撲界に入る中で、若くしてプロの世界に飛び込んだ彼の決断は大きなものだったと言えるでしょう
ちょっと知りたい大相撲の疑問 「中卒の主な現役力士は?」
- 湘南乃海
- 平戸海
- 高安
- 佐田の海
- 隆の勝(たかのしょう)
- 竜電
- 平戸海
- 千代丸
- 荒篤山(こうとくさん)
- 輝
- 島津海
中卒の幕内経験の力士は調べきれていないのでまだいるとは思います。
現在は大卒や高卒が多いイメージですが、意外に中卒の力士もいますよね!ポテンシャルがあれば、関取になるための最短のルートかもしれませんね。
明生関が高校に行かずに、中学を卒業して角界に入ることも納得できます。
そんな明生関はどんな少年時代をおくってきたのでしょうか?
明生の出身地と幼少期からの相撲経験
明生関は鹿児島県大島郡瀬戸内町で生まれ育ち、5歳の頃から相撲を始めました。
幼少期からその才能を発揮し、小学校時代には全日本小学生相撲優勝大会で優勝する実績を残しています。この頃から相撲への情熱と才能が際立っており、将来の活躍が期待されていました。
明生の学歴|出身中学校は?
篠川中学校
小学校時代は、全国の頂点に立ったこともある明生関。中学校時代は、全国大会への出場経験はあるもののタイトルを取ることができていません。
- 第20回全日都道府県中学生相撲選手権大会 個人の部で第5位(平成22年 中学2年時)
- 第40回全国中学生相撲選手権大会 個人の部で第5位(平成23年 中学3年時)
結果がついてこなかったため、高校進学も考えた明生関。しかし、父親から一喝されそのまま大相撲界へ入門しています。
親としては「せめて高校までは卒業してくれ!」という親が一般的ですが明生関の父親はそうではないようです!
父親は、「角界で成功し、息子は強くなる」という確信があったのでしょうね。
篠川中学校の場所は?
篠川中学校は小学校も併設しており、「篠川小中学校」として登録をされています。
明生の学歴|出身小学校は?
篠川小学校
明星関は5歳から隣町の「仁屋相撲クラブ」で日々の稽古に励んでいました。
前述した通り明生関は小学校時代、全日本小学生相撲優勝大会で優勝を果たしています。
- 第20回全日本小学生相撲優勝大会 6年生の部で優勝(平成19年 小学6年時)
まとめ
学校卒業後に相撲界に飛び込んだ明生は、これまでの歩みの中で多くの困難を乗り越えてきました。
今後もさらなる飛躍が期待されており、どのように成長していくのか注目です。力士としての明生の今後の歩みに目が離せません!最後までお読みいただきありがとうございました。