大相撲の草野が話題になった一番。それは、ある取組で強烈な張り手を受け、失神してしまった瞬間でした。
土俵上で倒れ込んだ草野の姿に、観客や関係者も騒然。
「草野、その後どうなった?」と心配する声が広がりました。相撲は激しい格闘技ですが、これほど衝撃的なシーンは珍しく、多くのファンの記憶に残る一番となったのです。
しかし、草野はこの試練を乗り越え、再び土俵に立ち続けています。
果たして彼はどのように立ち直り、今後どんな相撲を見せてくれるのか?その成長に期待が高まります。
しこ名:草野
本名:草野 直哉
生年月日:平成13年6月25日(23歳)
身長:184.0cm
体重:148.0kg
出身地:熊本県宇土市
学歴:宇土市立鶴城中学校→文徳高校→日本大学
所属部屋:伊勢ヶ濱部屋
初土俵:令和六年五月場所
最高位:西幕下三枚目
草野 (相撲 )の「その後」「どうなったって」なに?
大相撲名古屋場所で起きた衝撃の事故
対戦相手・西ノ龍の強烈な張り手を受けた直後、草野はその場に崩れ落ち、観客や関係者は騒然となりました。
起きた衝撃のシーンはこちら🔽
倒れた瞬間、土俵上に走る緊張
「えっ、動かない…!」
観客席からは悲鳴にも似た声が上がりました。草野は倒れたままピクリとも動かず、異変を察知した行司や親方衆がすぐに駆け寄りました。救護スタッフが迅速に対応し、草野は担架で運ばれ、名古屋市内の病院へ緊急搬送されました。
当時の状況について、ある親方はこう語ります。
「倒れた直後は、何が起こったのか分からなかった。張り手の直後に崩れ落ちたので、脳震盪かと思ったが、まったく動かなかったので本当に焦った」
医療チームの懸命な対応
病院での診断の結果、草野は頭部と首に強い衝撃を受けたことが判明。脳振とうの疑いがあり、数時間にわたり慎重な経過観察が続けられました。宮城野親方によると、草野は意識を取り戻した際には手足を動かすことができ、会話も可能だったとのこと。
「正直、死んだかと思いました」
草野本人も事故の衝撃を振り返り、安堵の表情を浮かべていました。
草野の回復と十両昇進
「必ずまた土俵に戻ります!」
草野は力強く語り、ファンや仲間たちに復活を誓いました。
その後、草野は2025年3月の春場所で新たに十両に昇進することが決まりました。彼は、幕下上位での好成績を挙げ、所要5場所での昇進を果たしました。草野は記者会見で「自分の形を磨いて負けない相撲を取っていきたい」と意気込みを語っています。
草野は、初場所で2連勝を果たし、最終的に4勝3敗の成績を収めました。昇進に際しては「上がったらラッキーみたいな感じで思っていた」と述べ、謙虚な姿勢を見せています。
場所 | 番付 | 成績 |
---|---|---|
令和6年5月場所 | 幕下付出60枚目 | 6勝1敗 |
令和6年7月場所 | 西幕下29枚目 | 5勝2敗 |
令和6年9月場所 | 西幕下17枚目 | 5勝2敗 |
令和6年11月場所 | 東幕下7枚目 | 4勝3敗 |
令和7年1月場所 | 西幕下3枚目 | 4勝3敗 |
令和6年7月場所での土俵上で事故以降も、負け越しをすることなく勝ち星を重ね、見事、十両に昇進しました。高校横綱として幕内での活躍も楽しみですね!