大相撲のチケットが取れない？買える方法を徹底解説！【完全ガイド】

「よし、今度こそ大相撲を見に行くぞ！」と意気込んだものの、発売開始と同時にアクセスしても全く繋がらない…。「完売」の二文字に、何度悔しい思いをしたことでしょうか。

しかし、諦めるのはまだ早いです。実は、チケットを手に入れる方法は一つではありません。

この記事では、なぜチケットが取れないのかという根本的な理由から、公式サイト以外の意外な購入ルート、さらには競争を勝ち抜くための裏ワザまで、あらゆる情報を網羅的に解説します。

大相撲のチケットが取れない？

大相撲チケットはどこで買える？全ルートを徹底解剖

「とにかく一度見てみたい」という初心者は、まず平日を狙うのが賢明な戦略と言えます。

逆に、どうしても千秋楽が見たいのであれば、一般販売一本に絞るのは無謀であり、複数の購入ルートを確保しておく必要があります。

では、具体的にどこで買えるのか？」という声が聞こえてきそうです。

ご安心ください。ここからは、大相撲のチケットを購入できる全てのルートを、メリット・デメリットと共に詳しく解説します。

①公式販売ルート

大相撲のチケット購入は、日本相撲協会が運営する公式サイトや提携プレイガイドから挑戦するのが基本中の基本です。

公式ルートの最大のメリットは、何と言っても「定価」で購入できることです。

• チケット大相撲（公式オンラインストア）
  • 特徴： 日本相撲協会の公式販売サイト。先行抽選販売（一部の席種）と一般販売（先着）があります。座席の種類が最も豊富で、座席表を見ながらピンポイントで席を選べる「席とりくん」というシステムが利用できるのが最大の強みです。
• チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなどのプレイガイド
  • 特徴： 皆さんにもお馴染みの各種プレイガイドでも、大相撲のチケットは販売されます。コンビニの端末でも購入できるため、インターネット操作が苦手な方にもアクセスしやすいのがメリットです。ただし、座席を細かく指定できない場合が多いです。
• 国技館・各地方場所の窓口販売
  • 特徴： 観戦当日に残席がある場合のみ、会場の窓口で販売されます。後述する「当日券（自由席）」とは別のものです。あまり期待はできませんが、運が良ければ直前で手に入る可能性もゼロではありません。

これらの公式ルートは、すべてのファンが最初にアクセスするため競争率は非常に高いです。

②リセール・個人間取引

公式で完売してしまった場合、次に検討すべきは「リセールサービス」です。

急用で行けなくなった人が、チケットを無駄にしないために出品するのがリセールサービスです。

チケットジャム

• 【チケットジャム】
  • 特徴： 運営が取引を仲介し、「チケット未着保証」などのサポートも充実しているため、個人間取引に不安がある方でも安心して利用できます。

チケット流通センター

• チケット流通センター
  • 特徴： 古くからあるチケット売買の仲介サイトです。相撲のチケットも多く取引されていますが、価格は出品者によって様々で、定価を上回ることもあります。利用する際は、サイトの補償内容やルールをよく確認することが重要です。

大相撲のチケットが取れない？｜意外な穴場3選

意外な穴場3選

一般販売やリセール以外にも、特定の条件を満たすことでチケットを入手できる「特殊ルート」が存在します。

• 旅行会社の観戦ツアー（JTBやクラブツーリズム）
• 力士や相撲部屋の後援会
• クレジットカード会社の優待

これらのルートは、大相撲の文化や興行の仕組みに根差したものであり、一般市場とは別の論理でチケットが流通しています。

特定の団体に所属したり、特別なサービスを利用したりすることで、競争を回避してチケットを確保することが可能になります。

これらの特殊ルートは、チケット入手だけでなく、プラスアルファの価値（観光、力士との繋がりなど）を提供してくれます。

①旅行会社の観戦ツアー

大手旅行会社でチケットを入手

特徴： JTBやクラブツーリズムといった大手旅行会社が、相撲観戦を組み込んだパッケージツアーを販売しています。

特に地方場所（大阪、名古屋、福岡）では、地元の旅行代理店が独自のチケット枠を持っていることが多く、個人で取るよりも入手しやすい場合があります。

---

旅行会社別！大相撲観戦プラン早わかり一覧

1. クラブツーリズム

手軽に参加できるバスツアーが中心

プラン名	大相撲初場所 日帰りツアー
出発地	関東各地
内容	往復バス＋観戦チケット
料金目安	23,900円 ～ 29,900円
特徴	✔︎ バスで直行なので楽ちん ✔︎ リーズナブル ✔︎ 友人や家族と参加しやすい

（※2025年10月4日現在の情報です。料金は出発地や日程により変動します。）

---

2. 読売旅行

地方からの遠征に強い！JR・飛行機＋宿泊プラン

プラン名	大相撲11月九州場所 マスB席一人二席でゆったり観戦 2日間
出発地	東京・大阪・名古屋など全国各地
内容	交通(JR/飛行機)＋宿泊＋観戦チケット＋観光
料金目安	69,800円 ～ （出発地による）
特徴	✔︎ 地方からの参加に便利 ✔︎ 贅沢な座席プランも ✔︎ 観光もセットでお得

（※2025年10月4日現在の情報です。料金は出発地や日程により変動します。）

---

3. JTB (Sunrise Tours)

英語ガイド付き！文化体験ができる特別プラン

プラン名	＜東京場所＞ 大相撲観戦ツアー （2階椅子S席）
出発地	現地集合（両国）
内容	観戦チケット＋英語ガイド＋軽食＋お土産
料金目安	33,000円 ～ 35,000円
特徴	✔︎ 英語解説で相撲を深く知れる ✔︎ 外国人のおもてなしに最適 ✔︎ お土産付きで記念になる

（※2025年10月4日現在の情報です。料金は出発地や日程により変動します。）

---

4. 阪急交通社

旅の質にこだわる方向けのパッケージ

プラン名	大相撲観戦ツアー（各場所）
出発地	全国主要都市
内容	交通(JR/飛行機)＋宿泊＋観戦チケット
料金目安	プランにより異なる （読売旅行と近い価格帯）
特徴	✔︎ 食事やホテルにこだわったプラン ✔︎ 観戦以外の旅行部分も充実 ✔︎ 少しリッチな大人の旅

（※2025年10月4日現在の情報です。料金は出発地や日程により変動します。）

---

5. 旅っくす

チケットとホテルのみのシンプルプラン

プラン名	大相撲観戦 チケット付きツアー
出発地	現地集合
内容	観戦チケット＋ホテル宿泊
料金目安	プランにより異なる
特徴	✔︎ 自由行動がしやすい ✔︎ 宿とチケットだけ確保したい方に ✔︎ 日帰りプランも選択可能

（※2025年10月4日現在の情報です。料金は出発地や日程により変動します。）

---

6.楽天トラベル

自由な組み合わせで自分だけの観戦旅を

楽天トラベルは、他の旅行会社のような決まった「観戦ツアー」を企画・販売するのではなく、豊富な選択肢から自分で旅行を組み立てるスタイルに強みがあります。

宿・交通を自由に組み合わせる flexible プラン

プラン名	①観戦チケット付き宿泊プラン  ②航空券/JR＋宿泊「楽パック」
出発地	全国各地（楽パック利用時）
内容	①観戦チケット＋ホテル宿泊 ②交通(飛行機/JR)＋ホテル宿泊
料金目安	プランにより異なる
特徴	✔︎ 宿や交通を自分で選べる ✔︎ チケット付きプランが見つかることも ✔︎ 楽天ポイントが貯まる・使える

• 観戦チケット付き宿泊プラン： 最大の特徴は、一部のホテルが独自に販売する「観戦チケット付き」の宿泊プランです。特に**九州場所（福岡）**や東京場所の際には、会場近くのホテルがこうしたプランを出すことがあります。これを予約できれば、宿とチケットを一度に確保できます。
• 「楽パック」で交通＋宿を自由に： 航空券（ANA・JAL）やJR新幹線と、膨大な数のホテルを自由に組み合わせられる「楽パック」が非常に便利です。観戦チケットは別途自分で用意する必要がありますが、予算や好みに合わせて最適な交通手段と宿を選べます。
• ユニークな「観光体験」も： 「楽天トラベル 観光体験」というサービスでは、「相撲部屋の朝稽古見学ツアー」など、本場所観戦とは違った角度から相撲文化に触れるプランも見つかります。
• ポイント：決まったツアーではなく、宿や交通手段を自分で選びたい方、楽天ポイントを貯めたり使ったりしたい方に最適です。まずは「観戦チケット付き」のホテルプランを探し、なければ「楽パック」で交通と宿を押さえるのが賢い使い方です。

【プラン選びのワンポイントアドバイス】

---

②力士や相撲部屋の後援会

特徴： 先述の通り、後援会に入会するとチケットの先行斡旋を受けられることがあります。

年会費はかかりますが、熱心に応援したい力士がいるファンにとっては、最も確実性の高い方法の一つです。力士との交流イベントなどに参加できる特典もあり、ファンならではの特権と言えるでしょう。

③クレジットカード会社の優待

クレジットカード会社の優待でチケットを取得

特徴： JCBなどの一部のクレジットカード会社では、会員向けの特典としてチケットの先行予約や優待販売を行っている場合があります。

1. JCBカード（特にプレミアムカード）

最も大相撲関連の特典に定評があるのがJCBです。

カードの種類	特典内容	詳細
JCB ザ・クラス	コンシェルジュサービスによるチケット手配	JCBの最上位カード。 コンシェルジュデスクを通じて、入手困難な**「千秋楽」**などのチケット手配を依頼することが可能です。 ※チケットの確保を保証するものではありません。
JCBプレミアムカード(ザ・クラス, プラチナ, ゴールド ザ・プレミア, ゴールドなど)	チケットJCBでの先行販売や優待	JCB会員向けのチケットサービス「チケットJCB」で、大相撲のチケットが先行販売されたり、優待価格で提供されたりすることがあります。 特に、お土産付きの良席などが用意される場合があります。

---

2. その他の主要クレジットカード会社 (三井住友カード, 三菱UFJニコス, エポスカードなど)

上記のカード会社では、大相撲に特化した常設のプランは基本的にありません。しかし、会員向けのチケットサービスを通じて、取り扱いがある場合があります。

特典内容	詳細
会員向けチケットサービスでの販売	各社が運営するチケットサービス（例：Vpassチケット、DCチケットサービス、エポトクプラザ等）で、大相撲のチケットが販売されることがあります。 一般販売に先駆けて案内されたり、若干の割引が適用されたりする可能性がありますが、常時取り扱いがあるわけではなく、公演ごとの不定期な案内となります。

---

3. コンシェルジュサービスが付帯するハイステータスカード (アメックス・プラチナなど)

JCB ザ・クラスと同様に、アメリカン・エキスプレスなどのプラチナカードにもコンシェルジュサービスが付帯しています。

特典内容	詳細
コンシェルジュサービスによるチケット手配依頼	カード会社が直接プランを用意しているわけではありませんが、コンシェルジュに依頼して大相撲のチケットを探してもらうことが可能です。 独自のルートでチケットを確保できる場合もありますが、あくまで手配の代行サービスであり、確保を保証するものではありません。

ポイント： 大相撲に特化した特典ではありませんが、ハイステータスカードの汎用的なサービスを活用してチケット入手の可能性を探ることができます。

クレジットカード会社の優待　まとめ

クレジットカードの特典として、大相撲観戦プランを常時・明確に提供しているのは**JCB（特にプレミアムカード以上）**が中心です。

その他のカード会社については、会員向けのチケットサービスで不定期に案内があるか、あるいはプラチナカード以上のコンシェルジュサービスを通じて手配を依頼するという形になります。

確実性を求めるのであれば、JCBのプレミアムカードを検討されるのが最も近道と言えるでしょう。

相撲案内所（お茶屋さん）｜大相撲のチケットが取れない？

伝統が息づく特別な観戦体験

お茶屋さんは、江戸時代から続く、粋な相撲観戦を支えてきた伝統的なシステムです。

相撲案内所（お茶屋さん）は、単なるチケット販売所ではなく、お弁当やお土産の手配、席への案内など、観戦をトータルでコーディネートしてくれるコンシェルジュのような存在です。

かつて相撲が屋外で行われていた時代、観客は自分たちで席を確保し、一日がかりで観戦を楽しんでいました。その際、食事や飲み物の手配、雨宿りの場所などを提供していたのが「相撲茶屋」の始まりです。

その名残が、現在の国技館にも20軒の「相撲案内所」として受け継がれています。彼らは長年の付き合いがある得意客や団体客のために良質な升席を確保しており、一般のチケットとは別枠で管理しています。

1. 予約： 国技館にある20軒の案内所に、直接電話をして予約します。どのお茶屋さんに電話しても基本的には問題ありませんが、それぞれに得意な席の位置などがあるとも言われています。
2. 当日： 観戦当日、予約したお茶屋さんの窓口へ行くと、「出方（でかた）」と呼ばれる案内係の人が席まで案内してくれます。
3. 観戦： 席に着くと、注文しておいたお弁当や焼き鳥、飲み物などが届けられます。観戦中に何か困ったことがあっても、出方さんがサポートしてくれるので安心です。
4. お土産： 帰りには、相撲にちなんだ特製のお土産（陶器やタオルなど）を受け取ります。

この一連のサービスがすべてセットになっているため、料金はチケット代＋飲食代＋お土産代＋サービス料となり、一見すると割高に感じます。

しかし、手ぶらで会場に行き、何不自由なく特別な観戦体験ができることを考えれば、その価値は十分にあると私は感じます。特に、接待や親孝行といった特別な目的での観戦には、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。

「一見さんお断り」というイメージは過去の話。現在は電話一本で誰でも予約が可能です。

旅行会社で買う方法｜遠方からの観戦なら絶対おすすめ！

旅行会社は、個人ではアクセスできない独自のチケット枠を確保しており、交通手段や宿泊とセットで販売することで、手間なく確実な相撲観戦を実現してくれます。

「地方に住んでいるから、東京での観戦は大変…」「チケットだけでなく、新幹線やホテルの手配も面倒…」そんな悩みを抱える方にこそ活用してほしいのが、旅行会社の観戦ツアーです。

大手旅行会社は、日本相撲協会や各地方の興行主と長年にわたる強い関係を築いています。そのため、一般販売とは別に、ツアー用の団体席を一定数確保することが可能です。

特に、東京以外の地方場所（3月：大阪、7月：名古屋、11月：福岡）では、その土地の旅行代理店が地元企業や団体向けに多くの席を押さえているため、個人が入手できるチケットはもともと少ないのです。

旅行会社のツアーは、この「壁」を乗り越えるための一つの有効な手段となります。

例えば、あなたが福岡在住で、両国国技館での観戦を計画しているとします。個人で手配する場合、以下の手順が必要です。

1. チケット発売日に、熾烈なオンライン争奪戦に勝利する。
2. 往復の新幹線または飛行機を予約する。
3. 国技館周辺のホテルを予約する。

これらすべてを自分で行うのは、かなりの労力と時間が必要です。

しかし、JTBやクラブツーリズムなどが販売する「大相撲観戦ツアー」に申し込めば、これらがすべてパッケージになっています。

• ツアーのメリット：
  • 確実性： チケットが確保された状態で申し込める。
  • 利便性： 交通・宿泊の手配が不要。
  • 付加価値： 観戦だけでなく、東京観光がセットになっているプランもある。
  • 穴場： 地方場所では、その地域の旅行会社が独自に企画する小規模なツアーが狙い目。

もちろん、パッケージになっている分、料金は個人で手配するより割高になる傾向はあります。

しかし、「チケットが取れないかもしれない」という不安や、手配の手間から解放される精神的なメリットは計り知れません。

これまで様々な購入方法をご紹介してきましたが、ここではさらに一歩踏み込み、チケット入手の成功率を格段に上げるための具体的な「コツ」を5つ伝授します。

これらの戦術を組み合わせることで、あなたもチケット争奪戦の勝者になれるはずです。

大相撲チケットが取れない？確実に取るための5つのコツ【裏ワザ】

①即アクセス&複数端末

一般販売開始時刻（午前10時）に即アクセス＆複数端末で挑むこれは基本中の基本です。

チケット大相撲や各種プレイガイドの一般販売は、発売日の午前10時に一斉に開始されます。事前に会員登録やログインを済ませ、販売ページをブックマークしておき、時報と同時にアクセスしましょう。

可能であれば、パソコン、スマートフォン、タブレットなど複数の端末を使い、家族や友人にも協力してもらう「人海戦術」が有効です。

②平日と場所の序盤が狙い目

狙い目は「平日」と「場所の序盤（初日～5日目あたり）」です。

どうしても土日や千秋楽に観戦したいという強い希望がなければ、あえて競争率の低い平日、それもまだ優勝争いの行方が見えない場所の序盤を狙うのが賢明です。

特に月曜日～木曜日のチケットは、比較的確保しやすい傾向にあります。まずは平日に観戦して雰囲気を掴み、次の機会に本命の千秋楽に挑戦するというステップアップもおすすめです。

③お茶屋に電話

オンラインでの争奪戦に時間を費やすよりも、アナログな方法が功を奏することがあります。

直接電話をかけるそれが「お茶屋さんへの電話」です

公式サイトで「完売」の表示が出た直後でも、お茶屋さんには独自のルートで確保した席が残っている可能性が十分にあります。

国技館の20軒の案内所に、片っ端から電話をかけてみるくらいの気概で臨みましょう。その一本の電話が、奇跡のチケットに繋がるかもしれません。

④旅行会社の観戦ツアー

「旅行会社の観戦ツアー」を早期にチェックする旅行会社のツアーは、チケットの一般販売よりも早い段階で発売されることがよくあります。

観戦したい場所の開催が発表されたら、すぐにJTBやクラブツーリズムなどのウェブサイトをチェックする習慣をつけましょう。

特に遠征を考えている場合は、交通・宿泊もセットで押さえられるツアーの方が、結果的にコストパフォーマンスが高くなることもあります。

⑤【チケットジャム】を毎日チェック＆アラート設定

毎日チェック＆アラート設定公式販売で玉砕しても、落ち込む必要はありません。

公演日が近づくにつれて、チケットジャムには「急用で行けなくなった」という人からの出品が必ず出てきます。

希望の公演日を「お気に入り」登録しておけば、新たな出品があった際に通知を受け取れるアラート機能もあります。諦めずに毎日チェックすることが、良席を定価以下で手に入れる秘訣です。

Q&A：大相撲のチケットが取れない？よくある質問

ここでは、読者の皆さんが抱くであろう、さらに細かい疑問についてQ&A形式でお答えします。

Q1：当日券は、朝何時から並べば買えますか？

A1：現在は、大相撲人気のため当日券は売り切れのことが多いようです。

Q2：メルカリやヤフオクで転売されているチケットは買っても大丈夫ですか？

A2：絶対に推奨できません。これらのサイトでの取引は、チケット不正転売禁止法に抵触する可能性があり、入場時に本人確認を求められ、入場を拒否されるリスクがあります。万が一トラブルに遭っても自己責任となります。

Q3：外国人でもチケットは購入できますか？

A3：はい、購入可能です。公式販売サイト「チケット大相撲」には英語ページが用意されています。また、JTBなどの旅行会社が提供する外国人観光客向けの観戦ツアーも人気があります。

Q4：相撲案内所（お茶屋さん）の料金は、具体的にどれくらいですか？

A4：料金は案内所やプランによって異なりますが、一般的に「升席のチケット代＋1人あたり1万円～2万円程度」が目安です。この追加料金に、お弁当、焼き鳥、飲み物、お土産、サービス料などが含まれます。決して安くはありませんが、特別な体験価値があります。

Q5：初めての観戦ですが、おすすめの席種はありますか？

A5：ご予算と観戦スタイルによります。

• 臨場感重視なら「升席」： 力士を間近に感じられ、飲食も楽しめる相撲観戦の王道です。
• コスパと見やすさなら「イス席」： 比較的安価で、土俵全体を見渡しやすいのが特徴。初観戦の方におすすめです。

Q6：チケットの一般販売はいつから始まりますか？

A6：通常、各本場所の約1ヶ月前の日曜日に発売されます。例えば、1月場所であれば12月の上旬、5月場所であれば4月の上旬です。正確な日程は、日本相撲協会の公式サイトで場所ごとに発表されるので、必ず確認してください。

Q7：マス席は1人でも利用できますか？

A7：マス席は基本的に4人単位での販売ですが、「1人マス席」や「2人マス席」といった少人数用の席も販売されています。ただし、席数は非常に少ないため、競争率は高くなります。また、相席が前提となる場合もあります。

Q8：子供を連れて行きたいのですが、チケットは必要ですか？

A8：4歳以上のお子様はチケットが必要です。3歳以下のお子様は、保護者の膝の上で観戦する場合は無料ですが、席を必要とする場合はチケットを購入する必要があります。

Q9：車椅子での観戦は可能ですか？

A9：はい、可能です。国技館には車椅子専用の観戦スペースが設けられています。チケットは一般販売とは別枠で、電話予約での受付となります。詳細は日本相撲協会の公式サイトでご確認ください。

Q10：一度購入したチケットのキャンセルや変更はできますか？

A10：購入者都合によるキャンセルや変更は、原則として一切できません。ただし、急に行けなくなった場合は、公式リセールサービスの「チケットジャム」に出品している方もいます

まとめ

この記事では、大相撲のチケットがなぜ取れないのかという理由から、多岐にわたる購入方法、そして入手確率を上げるための具体的なコツまで、徹底的に解説してきました。

改めて、重要なポイントを振り返りましょう。

• 大相撲のチケットが取れないのは、需要過多、会場のキャパ、優先枠の存在などが理由。
• 購入ルートは多彩。公式サイト、プレイガイド、相撲案内所、旅行会社、公式リセール（チケットジャム）が主要な選択肢となる。
• 当日券や後援会ルートも存在し、複数の方法を組み合わせることで観戦のチャンスは大きく広がる。
• 平日や序盤を狙う、お茶屋さんに電話する、旅行ツアーやリセールを賢く利用するといった「戦術」が成功の鍵を握る。

この記事を読む前のあなたは、「大相撲のチケットは、運が良くないと取れない特別なもの」だと思っていたかもしれません。しかし、今は違います。

👉 つまり、「大相撲のチケットは取れない」のではなく、「正しい買い方を知らない」だけだったのです。

チケット入手は、情報戦です。今回得た知識を武器に、次の本場所のチケット争奪戦に挑んでみてください。

公式サイトでダメでも、お茶屋さんがある。一般販売に乗り遅れても、旅行会社やチケットジャムがある。道は一つではありません。

憧れだった国技館の熱気、力士たちのぶつかり合う音、満員の観客が一体となる大歓声。

その感動は、何物にも代えがたい一生の思い出となるはずです。この記事が、あなたを夢の観戦へと導く一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

さあ、次の本場所は、あなたが主役です。万全の準備で、最高の観戦体験をその手で掴み取ってください！